【プレイリスト連載】山﨑彩音セレク
ト『秋を感じるプレイリスト』FUR、
Primal Scream、Phoebe Bridgersなど

山﨑彩音セレクトの秋を感じる曲

What Would I Do?/FUR

山崎彩音のセレクトポイント:
音楽だけ聴くと現代のバンドではないように思えるが、現在活動してるイギリスの20代のバンドだ。
がすごくシュルレアリスムを感じる作りだったり、色彩が素晴らしく、なんと言ってもボーカルの目つきがたまらないのでぜひ観て欲しい。この「What Would I Do?」はシングル曲なのに、時間が短くて唐突に終わっていく。それが非常に映画的でクールだ。こんなに芸術的なバンドが現在いることに衝撃を受ける。

Leaves/Primal Scream

山崎彩音のセレクトポイント:
プライマル・スクリームは「Sonic Flower Groove」が一番好きなアルバム。わたしは全曲を通して一つの作品になっているアルバムが好きだ。当たり前のことかもしれないが、最近はそういう作品があまりないように感じる。しかし、これはアルバム名からジャケット、曲の流れ全てが総合的になって作品となっている。わたしはこのオレンジ色とドットに憧れて、自分のアーティスト写真で真似をした。

Scott Street/Phoebe Bridgers

山崎彩音のセレクトポイント:
フィービー・ブリッジャーズはLAの24歳の女の子。「STRANGER IN THE ALPS」を初めて再生したとき、部屋の空気が一瞬にして彼女の音楽で包まれた。泣いているみたいに唄う声、捕まえられない浮遊感、彼女自身がもうこの世にはいない「ゴースト」であったり、「違う星の女の子」のように感じる。しかし、歌詞は切なく気が滅入るほど現実的で、とんでもなくこじんまりとしていた。そしてメロディーはささやかな美しさを抱えたまま、秋のスコットストリートから壮大な宇宙までも連れ去ってくれる。わたしは彼女を好きにならずにはいられなかった。

Country Disappeared/Wilco

山崎彩音のセレクトポイント:
バラードを聴きたくなる秋だったら、Wilcoを聴いてホットコーヒーをゆっくり飲もう。テラスの席で枯葉を見ながらチルアウトしたくなる曲。そして隙間のある音楽はやっぱり尊い。緩やかに盛り上がっていくけど大げさじゃない、こういう感覚をわたしはWilcoから学んでいる。

毎週更新!山﨑彩音の秋を感じるプレイ
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INFORMATION アルバム「METROPOLIS」リリースパーティー Salon de by Yayavsky 10月27日(土)新宿レッドクロス 開場 17:30/開演 18:00 出演:山﨑彩音/betcover!! 前売り 2,000円(ドリンク代別)

山﨑彩音 Profile 15才から東京、神奈川の有名ライブハウスで活動。16才の時にファーストEP『Yer』をライブ会場と通信販売のみで発表。声と言葉。全曲詩先による作風。 2016年、FUJI ROCK FESTIVAL 2016 にシンガーソングライター史上最年少で出演を果たし、2017年にはファーストミニアルバム 『キキ』 を発売。 FM横浜『KANAGAWA MUSIC LAND』 レギュラー・パーソナリティーを担当するなど多方面での活躍をみせる。2018年7月、フォーライフミュージックエンタテイメントよりファーストアルバム『METROPOLIS』でメジャー・デビュー。

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