5月27日@豊洲PIT

5月27日@豊洲PIT

SURFACE、20周年の
記念日に再始動ライブを開催

2010年6月13日、東京国際フォーラム ホールAで行なわれた『Last Attraction』で惜しまれつつも解散したSURFACE。5月27日は彼らの記念すべきメジャーデビュー日で、ファンにとっては特別な1日だ。そんなデビュー20周年のアニバーサリーイヤーの記念日に行なわれた再始動ライブは、ファンに贈られる最高のプレゼントとなった。

SURFACE解散後、ボーカルの椎名慶治はソロとして、ギターの永谷喬夫はコンポーザーとして、多くのアーティストやプロジェクト、アニメ、ゲームなどの音楽を手がけて別々の道を歩んできた。5月27日、豊洲PITでの再結成ライブは、チケットは発売と同時に瞬時にSOLD OUTとなりプレミアチケット化。開場前からSURFACEの再始動を待ち望んでいた3,000名ファンの熱気で埋めつくされた。

ライブの1曲目は、2010年の解散時にファンとSURFACE自身への思いを込めて作った「CHANGE」からスタート。3,000名のオーディエンスは一瞬にして当時と変わらないSURFACEの世界観に引き込まれた。力強いパフォーマンス、二人でしかなし得ないハーモニー。この日に込めた二人の思いも熱く、ライブでの演奏とメッセージにその全てが込められていた。“サーフィスです! 8年間も道に迷っちゃってさ…ただいま!”(椎名慶治)、“8年の休みを経て20周年。いざ立ってみてさぁ、みんなの前に立てて良かったです”(永谷喬夫)という二人の第一声は、興奮を隠さないファンへの感謝の想いだった。

ライブ中盤には、新曲「LIKE a CAT」をパフォーマンス(新曲は会場で販売されているメモリアルブックに封入)。この再結成へ向けて作った新曲は弾き語りの「ららら」から始まり、椎名が歌詞を、永谷がアレンジを仕上げて持ち寄り完成した楽曲だ。“出来上がった曲は、やっぱりSURFACEそのものだった”という、二人の新たなコンビネーションが気持ち良い。

続いてアニメ『まもって守護月天』のオープニングテーマ曲で、コロチキのネタでもおなじみの「さぁ」。後半戦は、立て続けにアップテンポな楽曲を披露し、オーディエンスの興奮も最高潮に。デビュー曲でド ラマ『ショムニ』の挿入歌である「それじゃあバイバイ」など代表曲を惜しみなく披露し、3,000名ものファンはさらにヒートアップ! この日はダブルアンコールを含む計23曲をパフォーマンス。9月8日にマイナビBLITZ赤坂で、SURFACE初となる『永谷喬夫バースデーライブ』の開催が発表されるなど、ファンにとっては最後の最後までサプライズだらけの嬉しいプレゼントとなったライブだった。この日、ついに次のステージに向けてスタートしたSURFACEの進化した第2章から目が離せそうにない。

【ライブ情報】

9月08日(土) 東京・マイナビBLIZ赤坂
※詳細は後日発表予定

5月27日@豊洲PIT
5月27日@豊洲PIT
5月27日@豊洲PIT
5月27日@豊洲PIT
5月27日@豊洲PIT
SURFACE

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着