ゴーグルズトリビュートに奥田民生、
加藤ひさし、GOING UNDER GROUNDら

4月1日にリリースされるゴーグルズのトリビュート・アルバム『ゴーグルズ・マジカル・ミステリー・カヴァーズ』の、第2弾となる参加アーティストが発表された。
FAB4愛に溢れたパスティーシュで各方面から熱い支持を集め、英国のパロディ・バンド、ラトルズになぞらえて“博多のラトルズ”とも呼ばれるゴーグルズ。エイプリル・フールに発売されるトリビュート・アルバムには、彼らをこよなく愛するミュージシャン11組が参加する。
今回参加が発表されたのは、奥田民生加藤ひさし&1966カルテットGOING UNDER GROUNDTHE BOHEMIANSホッピー神山とジャイケル・マクソンズ、永井真理子の6組だ。それぞれの選曲の理由やゴーグルズへの思いについて、彼らは次のようにコメントを寄せている。
   ◆   ◆   ◆
■奥田民生 / TWITT AND CHATT (ツイット・アンド・チャット)
EJ GOOGLE(ボーカル)に、これにせえ!と言われたから。

ゴーグルズは20年近く前から知ってます。その頃レコーディングを手伝ったりもしたので、曲は結構知ってます。

楽しい曲が多いので、これからもたくさん作ってほしいです。
■加藤ひさし(THE COLLECTORS) / I WANNA CALL YOU NAME(抱きしめてみたい)
確かゴーグルズを知ったのは20世紀の終わりか21世紀の始め頃だったと思います。音楽好きの博多の友人がお店のBGMにゴーグルズを流していました。一瞬にして歌詞の面白さとユニークなサウンドにやられました。元々、僕はビートルズもラトルズも大好きだったので自然にゴーグルズ・ファンになりました。僕が選んだ曲は「抱きしめてみたい」。この曲を通常のエレキギターバンドのアレンジを離れて弦楽とピアノで表現したいと思いました。なぜなら本家のビートルズもエリナー・リグビーやイエスタデイなどなどクラッシックアレンジの名曲が沢山あるからです。僕のバックを務めてくれるのは同じ日本コロムビアの後輩である1966カルテット。電気楽器を使ってないゴーグルズは英国フレーバーの博多味!お楽しみに!
■中澤寛規(GOING UNDER GROUND) / HELL(減る)
初めてゴーグルズの音源を聴いた感想は「うらやましい~」でした。

だって大好きなビートルズのネタで、こんなにも粋にロックしてるバンドが日本にいるなんて。

だから今回の「Hell!」は、僕らも思いつく限りのネタを散りばめて遊び倒しましたよ。

ゴーグルズの皆さんに「この手があったか!」と思ってもらえれば最高の賛辞です。

どうでしょ?
■ホッピー神山 / PLEASE FREEZE ME (プリーズ・フリーズ・ミー)
自分が手がけたアルバム(※)の1曲目という幸先の曲だったので、この曲を選びました。

ゴーグルズとは、吉野ヶ里(佐賀県)にあったAmp Galleryでのイベントで対バンをした際に、自分から声をかけたのが最初です。ゴーグルズは、ビートルズのノベルティー・バンドではなく、非常にCoolなガレージパンク・バンドだと思っています。
※ホッピー神山はゴーグルズの1stアルバム『MAGICAL MYSTERY TUNES VOL.1』をプロデュースしている。
■平田ぱんだ(THE BOHEMIANS) / IF I FAIL(下位に落ちたら)
歌詞がいいと思ったから!この曲を選びました。

2008年くらいにMyspaceで聴いたのが最初で、その後、ゴーグルズのmixiコミュティにも入ってました!

2011年に初めて自分らのツアーで福岡でロックやることなった時、「そうだゴーグルズは福岡のバンドだ!」って思って、対バンを依頼し、出会いました!ゴーグルズはシャレが効いているから好きだ!やった!
■永井真理子 / HEY DROID(ヘイ・ドロイド)
ゴーグルズの音楽は、2013年にベースのJJ.ゴーグルさんを通して知りました。ライブに行かせて頂いたりで楽しませてもらってます。今回のアルバムで「HEY DROID(ヘイ・ドロイド)」を選曲した理由は、シンプルなメロディの中に切なさや優しさが沢山存在していて、「私なりに料理できたら楽しいだろうなぁ」と直感的に思えたから。出来上がりもゴーグルズさんとは一味違う「ヘイ・ドロイド」になったのでは?笑
   ◆   ◆   ◆
なお、6月には東京にて、アルバム参加アーティストらが出演するレコ発記念ライブの開催も予定されているという。
ゴーグルズ・トリビュート・アルバム『ゴーグルズ・マジカル・ミステリー・カヴァーズ』


2018年4月1日(日)発売

MKR-006 ¥2,593+税

01. I WANNA CALL YOUR NAME(抱きしめてみたい) / 加藤ひさし&1966カルテット

02. TICKET TO TOKYO(成田の乗車券) / 伊藤銀次

03. TWITT AND CHATT (ツイットアンドチャット) / 奥田民生

04. ALL I HAVE TO DO(本来ならDO) / 藤原さくら

05. IF I FAIL (下位に落ちたら) / THE BOHEMIANS

06. HELL (減る )/ GOING UNDER GROUND

07. PLEASE FREEZE ME (プリーズ フリーズ ミー) / ホッピー神山とジャイケル・マクソンズ

08. BOY(ボーイ) / 1966カルテット

09. I FEEL WINE(アイフィールワイン) / キノコホテル

10. ROLL OVER BAUMKUCHEN(バームクーヘンをお裾分け)/ 百々和宏MO'SOME TONEBENDER

11. HEY DROID(ヘイドロイド) / 永井真理子

関連リンク

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着