【仲村瞳の歌謡界偉人名言集】#27 ミ
ュージシャン・伊藤銀次の言葉

作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、バンドマン、振付師、……そして、歌手。きらびやかな日本の歌謡界を支えてきた偉人たちを紹介するとともに、その方々が発したエネルギー溢れる言葉を伝えます。常軌を逸した言動の裏に、時代を牽引したパワーが隠されているのです! このコラムで、皆様の生活に少しでも艶と潤いが生まれることを願います。

いつまでもフォロワーでいるな。たとえ
ばビートルズが好きだったら、ビートル
ズと並べ

『レコード・コレクターズ 2014年3月号』(ミュージックマガジン)掲載「最初の弟子・伊藤銀次が語る大滝詠一」より

※この言葉は、2013年12月30日に他界したシンガーソングライター・音楽プロデューサーの大瀧詠一(大滝詠一)が、一番弟子の伊藤銀次に遺した考え方である。伊藤は、「特定の誰かに憧れないんです。音楽家としてすべての音楽に対等に向き合いたいんです。そうした姿勢を身につけられたのも、大滝さんのおかげですね。」と語っている。

伊藤銀次(いとうぎんじ)
1950年生まれ、大阪府大阪市出身。1972年、ごまのはえでプロとしての活動を開始。1975年、山下達郎率いるシュガー・ベイブにギタリストとして参加。1976年、大滝詠一や山下達郎らと共に『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』(NIAGARA ⁄ COLUMBIA)を発表。佐野元春のデビュー(1980年)当時の音楽プロデュースも担当した。以降も、ギタリスト、歌手、アレンジャー、音楽プロデューサーなど幅広く活動している。『笑っていいとも!』(1982年〜2014年/フジテレビ)のテーマソング「ウキウキWatching」は伊藤の作品として有名。

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