【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名
曲ライブラリー】#15 Char「Girl」

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

『Girl』

昭和53年8月発売 
歌:Char
作詞:阿久悠
作曲・編曲:Char
レーベル:キャニオン・レコード

Charの5作目のシングル曲。昭和50年代の初頭、実力派ミュージシャンのアイドル化現象が起きた。Charも、世良公則原田真二、とともにお茶の間では、“ロック御三家”のひとりとして認識され、若い女性ファンも急増。ところが、本人は、十五、六の頃からスタジオミュージシャンとして仕事をしていたというバリバリのロックギタリスト。少しずつ、アイドルであることに無理が生じてくる。この曲あたりを境に、Charは、ロックミュージシャンの道へと還っていくのだ。「Girl」では、編曲も担当し、その音楽性の高さを知らしめている。ちなみに、米米CLUBの大ヒット曲『浪漫飛行』(クレジットはない)もCharの編曲。「♪男と女なら おとなのメルヘンで会ったほうがいい」、「♪MY GIRL GIRL 次は口説くよ」などと、阿久悠のイカしたセリフが冴え渡る。絶妙にロックな歌謡曲なのである。

解説:卯村

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