写真左からビリー、アナベル人形

写真左からビリー、アナベル人形

【人形の日・最恐対決】アナベルVSビ
リー人形「お前はこれまで何人殺して
きたんだい?」

映画『アナベル 死霊人形の誕生』のアナベル、『ジグソウ:ソウ・レガシー』のビリー…ホラー界屈指の人形たちであるが実際の所どちらの方が恐いのか? どちらの方が強いのか? 10月15日の「人形の日」を記念して、対決してもらうこととなった。

10月13日よりついに公開となった映画『アナベル 死霊人形の誕生』。実在する世界最恐の呪いの人形「アナベル」がいかにして生まれたのかを描いたこの映画は、全米初登場1位でスタートを切り、興行収入は3億ドルに迫る大ヒットを記録。日本でも多くの人を恐怖に陥れている。
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一方、11月10日より公開となるのが『ジグソウ:ソウ・レガシー』。根強いファンを持つソリッド・シチュエーション・スリラー『ソウ』シリーズの最新作であり、すでに公開されている予告編では残虐な“ゲーム”シーンと共に、不敵に笑いゲームを進行する人形「ビリー」の姿を確認することが出来る。
奇しくも、同じ時期に日本中を震えあがらせているこの2つの人形、アナベルとビリー。実はこの2つのキャラクターは現代ホラーの名手となりつつあるジェームズ・ワン監督が生み出したもの。
そんな共通点を持つ、ホラー界屈指の人形であるが実際の所どちらの方が恐いのか? どちらの方が強いのか? 10月15日の「人形の日」を記念して、対決してもらうこととなった。
アナベルプロフィール初登場:2013年公開の映画『死霊館』
登場作品:『死霊館』『死霊館 エンフィールド事件』『アナベル 死霊館の人形』
好きな人:死ぬまで遊んでくれる人
好きなもの:悲鳴
嫌いなもの:神父、お祓い
ビリープロフィール初登場:2004年公開の映画『ソウ』登場作品:『ソウ』『ソウ2』『ソウ3』『ソウ4』『ソウ5』『ソウ6』『ソウ:ザ・ファイナル3D』
好きな人:ジグソウ(ジョン・クレイマー)
好きなもの:命を大切にできる人
嫌いなもの:命を大切にできない人
お前はこれまで何人殺してきたんだい?ビ:これはシンプルな“ゲーム”だ。僕の初登場は2004年、お前は2013年、10年近い差がある。強いのは僕だ。
ア:キャハハハ! 笑わせないで? ワタシは映画になったのは2013年だけど、誕生したのは1945年。あなたよりも遥かに先輩なのよ? しかもあなたと違って実在してるしね。
ビ:クッ……。だが、出演回数を見てくれ。お前は最新作を含めても4作品。僕は最新作を含めると8だ。これは『スター・ウォーズ』シリーズと同じなんだぜ?
ア:ふん、伊達に長年映画やってないわよね。でもあなたって所詮ジグソウのガキの使いでしょ? 自分では何も出来ないただの人形じゃない。
ビ:お前だって人形じゃないか!
ア:ワタシは自分のパワーで人間をどんどん痛めつけられるし、どこにでも移動出来るわ。キコキコ三輪車こいでるあなたとは違うの。
ビ:ククク……。
ア:何が可笑しいのよ。
ビ:じゃあ、お前はこれまで何人殺してきたんだい?
ア:何人……。ひいふうみい…映画の中だと意外と少ないのよね。ワタシが見てないところで呪いで死んじゃった人もいるはずだし。
ビ:僕が過去7作で行ってきたゲームの中で大半が死んでいるけど、ゲーム以外にも実際はもっと死んでいるよ。命を大切にしないからこうなるんだよ。命を。
勝負あった、って感じかな。
ア:キーッ!(ヒステリーを起こすアナベル)自分の敷地内でしか自由に動けないくせに。ワタシは自分の意思でどこにでも行けるわ。というか…“憑いて”行けるわ!
ビ:でもそこに神父が来たら終わりだろ? 君がお祓いされて苦しそうな姿も僕はちゃんと見てるんだぜ。
ア:……。
ビ:勝負あった、って感じかな。
ア:! ちょっと待って。あなたたくさんの死体と遭遇しているけれど、そのゲームを全部仕掛けてきたのはジグソウでしょ?
ビ:クッ……。
ア:結局ジグソウがいなかったら何も出来ないんじゃない。ジグソウもジグソウよね。こんなビリーにゲームマスターを任せるなんて……。
ビ:ジグソウの悪口は言うな!
ア:(おとなしくなる)
ビ:僕はジグソウの息子にプレゼントされるはずの人形だったんだ。でもその息子を亡くしてから、ジグソウは僕を本当の息子の様に可愛がってくれたんだ。だから、だから……。ジグソウは僕の一番大切な人なんだ!
ア:何よ……。ワタシだって、最初は皆に愛される為に生まれてきた可愛いお人形だった。でもワタシをつくってくれた人形職人の夫婦が不幸な目にあって、それで……。って、なんだかあなたとワタシの境遇って似てるのね。
ビ:ああ、本当だな。実は最新作『アナベル 死霊人形の誕生』を観てから、君とは仲良くなれるんじゃないかって思ってたんだ。
ア:ふん。じゃあ今日の所は引き分けってことでどうかしら? 『ジグソウ:ソウ・レガシー』も観てあげてもいいわよ。あなたとジグソウの絆も見られるんでしょ?
ビ:あ、ありがとう(そんなエピソードは無く、残虐シーンだらけだなんて言えない)
こうして無事和解(?)した、アナベルとビリー。
どちらが最恐なのかという勝負はつかなかったが、それぞれが最高に恐ろしい人形であることは間違い無い。みなさんはどちらの人形がよりお好みだろうか?
2人の活躍はぜひ劇場にて確かめて欲しい。
『アナベル 死霊人形の誕生』10月13日(金)公開2013年の大ヒットホラー映画『死霊館』に登場した恐ろしすぎる人形が、2015年『アナベル 死霊館の人形』としてまさかの“主役”スピンオフ。人形であり、基本的に表情は変わらないのであるが、その呪いのパワーでギッタギッタと人を苦しめるのが得意。
最新作『アナベル 死霊人形の誕生』ではの遂にその誕生の秘密が暴かれる。その誕生には不運にも愛する我が子を亡くした人形職人の想いが託されていて…。
『ジグソウ:ソウ・レガシー』11月10日(金)公開斬新な人の殺し方・苦しめ方を考えたら右に出るものがいないことでお馴染みの、“ジグソウ”による殺人ゲームを描いたシリーズ最新作。
本作では密室に閉じ込められた男女5人が鋭いノコギリとつながった鎖から、どう脱出するか? という残酷な設定からスタートする。ビリー人形はシリーズ共通の映画アイコンであり、ゲームマスター。

ウレぴあ総研

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