【スピッツ】
『SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR
“THIRTY30FIFTY50”』
2017年8月23日 at 横浜アリーナ
“今日がスピッツ1,000回目のライヴらしいんですよ。本当かどうかわかんないけど、その噂に身を委ねます。ありがとう!”(草野マサムネ/Vo&Gu)、“まぁ、1,000回はやっただろ!?”(三輪テツヤ/Gu)、“ここから、また頑張ろうぜ!”(草野)…なんてやり取りも軽快に飛び出した、結成30周年ツアー神奈川編の初日。
さらに、この日は彼ら初の横浜アリーナ単独公演で、お祝いムードに拍車がかかる。もちろん、アニバーサリーならではの名曲ずくめ。時にギターを弾かずに身体を揺らしながら、キラキラした眼差しで、それらを大切に慈しむように草野は歌う。デビューシングル曲「ヒバリのこころ」も披露。不変の凄みというか、風みたいに駆ける草野の歌とアコギ、しなやかに唸る三輪のエレキ、ゴリッと弾む田村明浩(Ba)のベース、全体をシャープに締める﨑山龍男(Dr)のドラムが圧倒的に瑞々しく、例えば新曲「ヘビーメロウ」と遜色ないフレッシュさで聴ける。
「ヒバリのこころ」「ヘビーメロウ」だと、歌詞のシンクロぶりもゾクッときた。《涙がこぼれそうさ》と《泣いてもいいかい?》、《僕らこれから強く生きていこう》と《確かな未来 いらないって言える幸せ》が、時を超えてこんなにも美しくつながるのだから。“なんで売れたかわかんない”という草野のはにかみで名曲「ロビンソン」が始まるなど、その後も鳥肌は止まらず! 以下、リーダー田村の最高なMCです。“不思議でいびつで変わってるのがロックだと思う。30周年は単なる通過点。長くやるのが目的じゃなく、やりたいことを今後もやっていきたいです”。
さらに、この日は彼ら初の横浜アリーナ単独公演で、お祝いムードに拍車がかかる。もちろん、アニバーサリーならではの名曲ずくめ。時にギターを弾かずに身体を揺らしながら、キラキラした眼差しで、それらを大切に慈しむように草野は歌う。デビューシングル曲「ヒバリのこころ」も披露。不変の凄みというか、風みたいに駆ける草野の歌とアコギ、しなやかに唸る三輪のエレキ、ゴリッと弾む田村明浩(Ba)のベース、全体をシャープに締める﨑山龍男(Dr)のドラムが圧倒的に瑞々しく、例えば新曲「ヘビーメロウ」と遜色ないフレッシュさで聴ける。
「ヒバリのこころ」「ヘビーメロウ」だと、歌詞のシンクロぶりもゾクッときた。《涙がこぼれそうさ》と《泣いてもいいかい?》、《僕らこれから強く生きていこう》と《確かな未来 いらないって言える幸せ》が、時を超えてこんなにも美しくつながるのだから。“なんで売れたかわかんない”という草野のはにかみで名曲「ロビンソン」が始まるなど、その後も鳥肌は止まらず! 以下、リーダー田村の最高なMCです。“不思議でいびつで変わってるのがロックだと思う。30周年は単なる通過点。長くやるのが目的じゃなく、やりたいことを今後もやっていきたいです”。
撮影:内藤順司、石橋俊治/取材:田山雄士