爆音アワー

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いい音爆音アワー vol.81 「究極のサ
マーソング♪特集」

いい音爆音アワー vol.81 「究極のサマーソング♪特集」

2017年8月9日(水)@風知空知

勢いで「究極のサマーソング」なんて見栄切ってみましたが、果たして何が究極なんでしょう。

ここでは、聴くと爽やかな涼やかな気分になれるような音楽をそう呼びたいと思いました。

したがって必ずしも夏を歌ってなくていい。創り手が夏を意識していなくてもいい。

逆に、夏の歌でも、暑苦しいようなら失格。

そんな基準で、そしていろんな国から選んでみました。

ハワイのアーティストはやはりカラッとした青空が見える気がします。ブラジルは少々憂いが混じって。カリブは汗ばんだ肌をなでる海風。東南アジアはスコールの後のナンプラーの香り。沖縄は三線の響きが涼を呼びます。そして東京や大阪は……?なぜか当日会場ではいしだあゆみ「太陽が泣いている」がいちばんウケました(笑)。

バクオンならではサマーソング・リスト、お楽しみください。


福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト
GONTITI「ニッケルダンス」

まだ”Gonzarez三上&TiTi松村”と名乗っていたデビュー・アルバムから。

∨1st アルバム『ANOTHER MOOD』(1983年7月25日発売)収録

1990年6月21日、2nd アルバム『脇役であるとも知らずに』と合わせ2 in 1CDで再発

作曲:ゴンザレス三上/編曲:ゴンザレス三上、TiTi松村、板倉文

レーベル:ポリスター Casablanca


ゴンチチ

1978年、結成。

1983年7月、ポリスターよりアルバム『ANOTHER MOOD』でデビュー。

1984年、EPICソニーに移籍、7月、2nd アルバム『脇役であるとも知らずに』リリース。

1992年、竹中直人監督・主演「無能の人」のサウンド・トラックを手がけ、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。

2004年、カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した是枝裕和監督作品「誰も知らない」の音楽を担当。

 これまでに40枚を超えるアルバムをリリースした他、ラジオ・パーソナリティ(NHK-FM「世界の快適音楽セレクション」は1999年4月〜現在)、文筆活動などで、それぞれのユニークな人間性も人々を魅了し続けている。
Holger Czukay「Persian Love」

サントリー角瓶のCMで涼しげに流れていたけど、たぶん夏は意識していないでしょう。

∨シングル(発売日不明)

2nd ソロ・アルバム『Movies』(1979年発売)収録

作詞・作曲・プロデュース:Holger Czukay

レーベル:Electrola

・1980年NME誌の「Album Of the Year」で5位


ホルガー・チューカイ:

1938年3月24日、ドイツの自由都市ダンツィヒ(現ポーランド・グダニスク)生まれ。

10代の頃、ラジオの修理店で働き、ノイズも含めてラジオの音が好きになったという。また電気エンジニアリングの初歩も身につけた。

1963年から1966年まで、カールハインツ・シュトックハウゼンに学ぶ。

その後、スイスで音楽教師を務める。

ビートルズの「I Am the Walrus」に大きな影響を受ける。

1968年、やはりシュトックハウゼンのイルミン・シュミットと共に”Can”を結成。ベースを担当する。

1969年、Can 1st アルバム『Monster Movie』リリース。

1979年、Can、解散。

・・・

2015年、アルバム『11 Years Innerspace』リリース。
Native Son「Super Safari」

このテーマ・フレーズは、夏が来るたび思い出す。

∨シングル(発売日不明)

1st アルバム『NATIVE SON』(1979年3月発売)収録

作曲:本田竹曠

レーベル:ビクター音楽産業


ネイティブ・サン:

1978年3月、キーボード奏者本田竹曠とサックス奏者峰厚介を中心に結成。

他メンバーは、大出元信(g)、川端民生(b)、村上寛(dr)

1987年、アルバム『アグンチャ』リリース後、解散。

2006年1月12日、本田が急性心不全のため逝去。
鈴木茂「コーラル・リーフ」

いつまでも聴いていたいメロのよさ、音のよさ、爽やかさ。

∨アルバム『PACIFIC』(1978年6月21日発売)収録

作曲・編曲:鈴木茂/プロデュース:酒井政利

レーベル:CBS/SONY
・アルバムには細野晴臣山下達郎、鈴木茂が曲を提供。アーリー・ヴァージョンの「コズミック・サーフィン」が収録されている。

・CBSソニーの橋本伸一企画による「Sound Image Series」の第1作(他に『NEW YORK』『エーゲ海(the AEGEAN SEA)』『SEASIDE LOVERS - MEMORIES IN BEACH HOUSE』など)

・ジャケット写真:浅井慎平

・ミュージシャン:林立夫(dr)、高水健司(b)、鈴木茂(g)、浜口茂外也(perc)、坂本龍一(Fender Rhodes)、佐藤準(syn)、羽鳥幸次(tp)、荒井英治(tb)、ジェイク・コンセプション(t-sax)、伊集加代子グループ(bv)、玉野嘉久グループ(strings)
The Beach Boys「I Can Hear Music」

オリジナルのロネッツより、彼らの方が似合う気がするし、夏らしいのです。

∨第3弾シングル・カット(1969年3月3日発売)

15th アルバム『20/20』(1969年2月10日発売)収録

作詞・作曲:Jeff Barry, Ellie Greenwich, Phil Spector/プロデュース:Carl Wilson

※カヴァー:オリジナルはThe Ronettes(1966年10月)

レーベル:Capitol

全米24位、全英10位 アルバムは全米68位、全英3位
・ブライアン・ウィルソンが精神科病院に入院中に制作(ジャケット写真には写っておらず、インナーには一人で写っている)

・タイトルの20はコンピも含め20枚目のアルバムということと、20/20は視力の単位で日本の1.0に相当する。

・キャピトルでの最後のオリジナル・アルバム


ザ・ビーチ・ボーイズ:

1961年、結成。

 同年、CANDIXよりシングル「Surfin’」でデビュー。

1962年、Capitolと契約。

 同年10月、1st アルバム『Surfin' Safari』リリース。全米32位。

1964年末、ブライアンがコンサート活動から撤退。代役をブルース・ジョンストンが務める。

1966年5月、アルバム『Pet Sounds』リリース。

・・・
SANTANA「Samba Pa Ti(君に捧げるサンバ)」

海に沈む夕日を眺めながら聴きたいですね。

∨2nd アルバム『ABRAXAS(天の守護神)』(1970年9月発売)収録

作曲:Carlos Santana/プロデュース:Fred Catero, Carlos Santana

レーベル:CBS

アルバムは全米1位、全英7位


サンタナ:

1966年、カルロス・サンタナCarlos Santanaが中心となってサンフランシスコで”Santana Blues Band”を結成。その後”Santana”と改称し、1969年にコロムビア・レコードと契約。

1969年8月、1st アルバム『Santana』リリース。同月、「ウッドストック・フェスティバル」に出演。大好評を得る。

1970年9月、2nd アルバム『天の守護神』リリース。全米1位を獲得。

1971年9月、3rd アルバム『Santana III』リリース。ニール・ショーンが加入

1972年10月、4th アルバム『Caravanserai』リリース。この後、バンドを脱退したニールとグレッグ・ローリーは翌年、ジャーニーを結成。

1999年6月、アルバム『Supernatural』リリース。28年ぶりの全米1位獲得、全世界で3000万枚以上を売り上げる大復活。グラミー賞史上最多の9部門を受賞し、収録曲「Smooth」はバンドにとって初の全米1位シングル、しかも12週連続1位だった。

2002年10月、アルバム『シャーマン』リリース。やはり全米1位。

2016年4月、アルバム『Santana IV』は、『Santana III』に参加したメンバーのうち5人(Carlos Santana, Gregg Rolie, Neal Schon, Mike Carabello, Michael Shrieve)が再結集して制作された。
いしだあゆみ「太陽は泣いている」

イントロがストーンズの「Paint It Black」風味なのはさすが筒美京平先生。

∨24th シングル(1968年6月10日発売)

作詞:橋本淳/作曲・編曲:筒美京平

レーベル:日本コロムビア(移籍第1弾シングル)

オリコン18位


いしだ・あゆみ:

1948年3月26日、長崎県佐世保市生まれ、大阪府池田市育ち

1962年に上京し、いずみたくに師事。

1964年4月、ビクターより「ネェ、聞いてよママ」でレコード・デビュー

1968年6月、日本コロムビアへ移籍。

 同年12月、「ブルー・ライト・ヨコハマ」リリース。150万枚の大ヒット。

NHK紅白歌合戦に1969年から1977年まで9年連続出場。

その後女優活動に重点を移し、日本アカデミー賞主演女優賞を複数回獲得するなど大活躍。
BEGIN「島人ぬ宝」

この曲はおとなしく聴いてられません。イーヤーサーサー、スィ、スィ、スィ、スィ……

∨23th シングル(2002年5月22日発売)

アルバム『ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜』(2002年7月3日発売)収録

作詞・作曲:BEGIN

レーベル:インペリアル・レコード

オリコン47位
・NHK沖縄の 「沖縄本土復帰30周年イメージソング」に起用された。
ビギン:

比嘉栄昇(ひが えいしょう、1968年7月15日生 ボーカル・ギター)

島袋優(しまぶくろ まさる、1968年9月23日生 ギター・コーラス)

上地等(うえち ひとし、1968年6月23日生 電子ピアノ・コーラス)
沖縄県石垣島出身の幼馴染3人が東京で結成。

1989年9月、TBS系「平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国」(イカ天)に出場。2代目グランドイカ天キングを勝ち取る。

1990年3月21日、シングル「恋しくて」でデビュー。オリコン4位。
夏川りみ「涙そうそう」

この声を聴くだけで癒やされ、気分爽快になります。

∨3rd シングル(2001年3月23日発売)

作詞:森山良子/作曲:BEGIN/プロデュース:京田誠一

※カヴァー:森山良子が1998年にアルバム『TIME IS LONELY』に収録。BEGINが2000年3月にシングル発売

オリコン8位(232週チャートイン)
・NHK紅白歌合戦に第53回(2002年)から56回まで、4年連続でこの曲を歌った。

・夏川の姉とBEGINメンバーが同級生。
なつかわ・りみ(出生名:兼久りみ):

1973年10月9日、沖縄県石垣市生まれ

1986年(中学1年)、第10回「長崎歌謡祭」に出場、史上最年少でグランプリを獲得。

1989年、ポニーキャニオンから”星美里”の名で演歌歌手としてデビュー。

1996年に一度引退。

1999年5月21日、”夏川りみ”として再デビュー。

2001年3月、「涙そうそう」リリース。じわじわとヒット。
Jack Johnson「Good People」

夏っぽいけど、実は暴力や犯罪にあふれるテレビの悪影響を批判するプロテスト・ソング。

∨第2弾シングル・カット(2005年6月発売)

3rd アルバム『In Between Dreams』(2005年3月1日発売)収録

作詞・作曲:Jack Johnson/プロデュース:Mario Caldato, Jr.

レーベル:Brushfire Records

アルバムは全米2位、全英1位
ジャック・ジョンソン

1975年5月18日、米国ハワイ州オアフ島生まれ。

大学で映像を専攻し、卒業後にサーフィン・ムービーを作ったところ、その劇中曲が評価され、ベン・ハーパーBen Harperのレーベルから2001年2月、1st アルバム『Brushfire Fairytales』をリリースするに至る。これが口コミで広がり、翌年ユニバーサル・レコードより再発したところ、米国でミリオンセラーのヒットとなる。

自主レーベル「Brushfire Records」を立ち上げ、2003年5月、2nd アルバム『On and On』をリリース。初登場全米3位。

フジロック2004では、ベン・ハーパー、ドノヴァン・フランケンレイターと共演。

2006年2月、「ひとまねこざる (Curious George)」の映画音楽を担当、OSTアルバム『Sing-A-Longs and Lullabies for the Film Curious George』をリリース。

2008年2月、ソーラー発電を動力にしてレコーディングした4thアルバム『Sleep Through the Static』リリース。

2010年6月、5th アルバム『To the Sea』リリース。

2013年9月、6th アルバム『From Here to Now to You』リリース。

2017年9月8日、7th アルバム『All the Light Above It Too』リリース予定。
Kalapana「BLACK SAND(ワイキキの熱い砂)」

ソロ・バリバリのファンク・ロックですが、ちゃんと海の香りがする。

∨日本盤シングル「Juliette(愛しのジュリエット)」(1976年発売)のB面

2nd アルバム『Kalapana II』(1976年発売)収録

作曲:Kirk Thompson

レーベル:Abattoir Records


カラパナ:

1973年、ハワイのホノルルで、幼馴染のD・J・プラットD.J. Platt (g)とマラニ・ビリューMalani Bilyeu (vo)が、カーク・トンプソンKirk Thompson (key)とマッキー・フェアリーMackey Feary (vo)を誘い、バンドを結成。”Kalapana”を名乗る。

1975年、1st アルバム『Kalapana』リリース。

1976年、2nd アルバム『Kalapana II』リリース。直後にマッキーが脱退。

1983年、マッキーが戻る

1986年、カークが抜け、後任キーボード奏者としてゲイロード・ホロマリアGaylord Holomaliaが加入。佐野健二(b)も加入。

1999年、マッキーがドラッグ乱用により逮捕、獄中で自殺。その後もバンドは活動を継続。
Antonio Carlos Jobim「Stone Flower

知的なクールさと情熱のサンバ・スピリットのバランスが絶妙ですね。

∨5th アルバム『STONE FLOWER』(1970年7月6日発売)収録

作曲:Antonio Carlos Jobim/編曲:Eumir Deodato/プロデュース:Creed Taylor

レーベル:CTI

アルバムは米ジャズ・チャート18位、ポップ・チャート196位
・”Santana”が『Caravanserai』(1972)の中でカヴァー


アントニオ・カルロス・ジョビン:

1927年1月25日、ブラジル・リオデジャネイロ・チジュッカ地区生まれ。

1953年、オデオン・レコード(EMI・ブラジル)のアーティスト兼レコーディング・ディレクターとして採用される。

1959年、作詞:Vinícius de Moraes/作曲:Antonio Carlos Jobimでジョアン・ジルベルトJoão Gilbertoが唄う「Chega de Saudade(想いあふれて/No More Blues)」リリース。この曲が世界最初のボサノヴァとされている。

1967年10月、CTIより4th アルバム『Wave』リリース。「究極のイージーリスニング・ミュージック」と評され、ジョビンの最も成功したアルバムとなった。米国ジャズ・チャート5位。

1970年7月、5th アルバム『Stone Flower』リリース。

1970年11月、6th アルバム『Tide(潮流)』リリース。

・・・

1994年12月8日、ニューヨークの病院で心臓発作のため死去。ブラジルでは彼の死に際して大統領令が発され、国民は3日間の喪に服したという。
Fania All★Stars「Ella Fue (She Was the One)」

パーカッションの響きが高揚を、エリック・ゲイルのギター・ソロが郷愁を誘うのです。

∨3rd スタジオ・アルバム『Rhythm Machine』(1977年5月16日発売)収録

作詞・作曲:Eric Gale, Johhny Pacheco/編曲・プロデュース:Jay Chattaway

guitar solo.: Eric Gale


ファニア・オール・スターズ:

1964年、ニューヨークで、ラテン音楽好きのイタリア系弁護士ジェリー・マスッキJerry Masucciとドミニカ生まれの音楽家ジョニー・パチェーコJohhny Pachecoにより、ラテン音楽専門レーベルであるファニア・レコードFania Recordsが設立された。

1968年、専属バンドとしてサルサ・グループ”Fania All★Stars”を結成。パーマネント・バンドではなく、メンバーは固定されず、度々入れ替わっていくかたち。
1971年にクラブ・チーターClub Cheetahで行われたライブは大好評で、世界中でサルサムーブメントが起こった。
Detty Kurnia「Under the Peach Tree」

”ダンドゥット”と呼ばれるインドネシア・ポップの代表的シンガー。

∨シングル(1991年?発売)

作詞:Somantri Barnas, L Aribowo/作曲・プロデュース: 久保田麻琴

・「メルシャン・ピーチツリーフィズ」のCMイメージソング


デティ・クルニア:

1960年 – 2010年4月20日、インドネシア・バンドンBandung生まれ。

父はガムラン奏者

6歳より結婚式などで歌い始め、11歳でレコードをリリース。

1970年代、久保田麻琴のプロデュースの元、アルバム『Rayungan』をリリース。

1991年8月、再び久保田プロデュースでWaveレーベルよりアルバム『Dari Sunda』リリース。

1993年、アルバム『Coyor Panon』をリリース。

2010年4月20日、癌により他界。49歳没。
高中正義「Gascon Cocktail」

ギタリストで夏って言えば真っ先に思い浮かぶのがこの人。

∨2nd アルバム『TAKANAKA』(1977年3月5日発売)収録

作曲・編曲・プロデュース:高中正義

佐藤博(ep)、村上秀一(dr)、小原礼(b)、浜口茂外也(perc)

レーベル:Kitty Records


たかなか・まさよし:

1953年3月27日、東京都品川区大井生まれ。実家は「雀荘三元閣」

1971年8月、”Pink Floyd”が出演したロックイベント「箱根アフロディーテ」に、成毛滋とつのだひろの”ストロベリー・パス”のサポートとしてベースで参加、1ヶ月後に3人で”フライド・エッグ”に発展する。

 同年末、”サディスティック・ミカ・バンド”に加入。

1975年、”サディスティック・ミカ・バンド”が解散。メンバーの高橋幸宏後藤次利、今井裕らと”サディスティックス”を結成。

1976年、1st ソロ・アルバム『SEYCHELLES』をリリース。1978年までは”サディスティックス”と並行してソロ活動。

1979年、アルバム『JOLLY JIVE』リリース。

1981年、イタリアの画家ウル・デ・リコの絵本「虹伝説」をイメージして制作したアルバム『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』リリース。第23回日本レコード大賞企画賞を受賞。

1982年、アルバム『SAUDADE』リリース。初のオリコン1位。

・・・
大瀧詠一「雨のウェンズデイ」

雨模様のサマーソングは心に染みます。 

∨第2弾シングル「恋するカレン」のB面(1981年6月21日発売)

第4弾シングル(今度は「恋するカレン」がB面)(1982年5月21日発売)

アルバム『A LONG VACATION』(1981年3月21日発売)収録

作詞:松本隆/作曲・プロデュース:大瀧詠一

レーベル:CBSソニー

アルバムはオリコン2位
・レコーディング・メンバーは細野晴臣、林立夫、鈴木茂、松任谷正隆。別のメンバーで一度録ったがイマイチだったので、彼らを呼んで録り直したそうだ。

・当初、夏に合わせ、大瀧の誕生日7月28日に発売する予定だったが、松本が妹の死により詞が書けなくなり、その分発売を延期することになった。
山下達郎「SPARKLE」

本人もお気に入りの会心作。頭からオシリまで耳が釘づけです。

∨6th スタジオ・アルバム『FOR YOU』(1982年1月21日発売)収録

作詞:吉田美奈子/作曲・編曲・プロデュース:山下達郎

レーベル:RCA/AIR

アルバムはオリコン1位
・『RIDE ON TIME』(1980)のヒット後で、予算や時間の心配なく制作できるようになった。

・ウォークマンやカーステレオの普及で音楽がアウトドアに持ち出せるようになった時代。このアルバムから「達郎=夏」のイメージが定着する。

・「1980年に購入した茶色のフェンダー・ストラトキャスターが大当たりで、その音色を活かしたいと思った」と本人談。

・作品、バンドのまとまり、エンジニアの技術、スタジオ機材の充実、必要な要因の全てが最上の状態でレコーディングできたので本人がいちばん気に入っているアルバム。

・Alto Saxソロは土岐英史

・ジャケットのイラストは”鈴木英人”。最初は”永井博”を考えたらしい。

                        

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