年収差が歴然! やはり学歴はあるに
越したことはない…

大手前大学通信教育部は、“『学びたい』に応えたい”をコンセプトワードに、2018年度4月よりデジタルクリエイティブプログラムや公務員試験対策プログラムをはじめとする「職」に直結したカリキュラムなど様々な取り組みを展開する。

そこで今回、2017年7月24日~26日の期間において、20~49歳の500名(大卒/非大卒半数ずつ)を対象に「学歴」についてアンケート調査を実施。このたび、そのアンケート結果が発表されました。
「社会に出る前にもっとやっておくべきだったと後悔していること」を聞いてみたところ、非大卒の実に半数以上の人が「勉強不足」と回答。また「人間関係」や「もっと遊んでおけばよかった」などの後悔率も大卒の人とほとんど変わらず、非大卒の人は全体的に後悔しているものが多い傾向が見られました。
続いて、「年収」に関して、大卒と非大卒で違いがあるのかを調べてみたところ、驚くべき結果となったのが「年収200万未満」の人の差。非大卒に関しては20.8%と5人に1人が年収200万未満なのに対して、大卒の人に関してはわずか6.8%と大きな差が。また、「200~300万未満」の人に関しても非大卒は30%いるのに対して、大卒は18%と12%もの開きが。
非大卒では年収300万未満の人が過半数なのに対して、大卒では400万以上の人が過半数という結果からして、学歴による基本給の違いは確かに存在するとはいえ、あまりにも厳しい現実が浮き彫りとなりました。
非大卒の人はこうした現状を、どのように捉えているのか……率直に「自分の年収を高いと思うか、低いと思うか」を聞いたところ、実に90%もの人が「低いと思う」と回答。
何故、自分の年収が低いと感じているかを聞いたところ、最多は「自分の能力が低いから」、次いで「学歴」という結果に。
また、非大卒の人に、「大学を卒業していないことを後悔したことがあるか」を聞いたところ、実に半数以上の人が「後悔している」と回答。具体的にどんな場面で後悔したか聞いたところ、「基本給が違う」「就きたい仕事に就けなかった」「会社募集欄に、大卒以上と書かれていた時」「上司に怒られた際に、大卒であった同僚と比べられた」「“大学いってないから考えれないんじゃない?”と言われたとき」「学歴しか見ない上司にイヤミを言われた」「就職がなかなかできなかったので、妻に不安をぶちまけられた」「相手の親に悪い印象を持たれた」「ネットで高学歴の人と話してて何となく下に見られていた」「“楽してる”みたいに言われた」など、数多くの赤裸々な回答が寄せられました。
「学歴」だけが出世への近道というわけではないものの、こうした声が多くあがっている現状からして、現在、中高生の人たちは将来後悔しないためにも真剣に進路について考えるべきなのではないでしょうか。そして、子どもを持つ親である人は、子どもの将来を見据えて導いてあげるべきなのかもしれません。

新着