【連載コラム】稚菜、SHISHAMOの「好
き好き!」をカバー

こんばんは。
さて今日の一曲。
114曲目は、JTB沖縄キャンペーンのTVCMソングで
SHISHAMO「好き好き!」
一回聴いたら何だかやけに耳に残る楽曲だなぁ、と。
それって凄い事。
私が作らない様な曲、歌わない様な曲を歌ってみました。
是非聴いてみてください。

『なまもの』

ここ最近、やっと自分の体調も良くなったり、時間が出来たりしてきた為、また人のライブを観に行く時間がちょっとずつ増えて来た。
夏、といえば、やっぱりフェスだ。
8月になると俄然増えてくる。
…行きたいけど、暑さと人混みが苦手な私はなかなか行けないのですが…苦笑
だからこそ、7月のまだそこまで暑くない時期に始まるフェスには顔を出せたりする。

会場に向かう電車に乗っていると、バンドのTシャツを着て目をキラキラさせたお客さんが増えてくる。
フェス目当てでない普通の電車利用客も「あれなんだろうねー?」ってフェス会場を覗き込んで話をしたりしている。
そんな瞬間を見ると私の心も少しずつワクワクしてくる。
人の気持ちが伝染してくるのだ。
会場での楽しみ方って、本当に人それぞれだなって思う。
最前で手を挙げて聴いている人、真ん中辺りでぐちゃぐちゃになっている人たち、フェス飯を食べながら聴いている人たち。
自由なこの空間で、自分なりに楽しむ。
それがどこか不思議とフェスの一体感を生み出している。
この感じが結構観ていて面白い。

ちなみに私は、完全に後ろで見ているタイプ。
爆音が苦手。笑
…というのもあるけれど、一番は音と演者とお客さんの全部の空気感を私の視野いっぱいにおさめたいから。
一曲一曲に歓声を上げたり、泣き出したり、それぞれお客さんの反応がそのライブを創り出す。
誰かにとって、この曲はきっと思い出だったり救われたり、大好きで大切な曲なんだろうなぁ、とかそんな事を思う。
音楽ってこんなにも人の心を動かす事が出来るんだなって実感する。
楽しそうなその景色に感動する。
いっせいに手を挙げているお客さんの姿を後ろから見た瞬間、鳥肌が立つ。
その景色を観るのが何よりも好きなんだ。
これはきっと音楽をやっている人なら凄くよく分かる感覚かもしれない。笑

全部終わって疲れているはずなのに、とても幸せそうに帰って行く人たちを見ていると、ただただ音楽っていいな、凄いなって思う。
フェスやライブを観に行った時に、音楽人をやっていてよかったと思える瞬間をもらえる。
一番はもちろん、自分自身でそんな空間を作りたいのだけれども。
そんな事を感じながら、これからも時間がある限りはライブを観に行こう、と思うのでありました。

OKMusic編集部

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