【連載コラム】稚菜、映画「メアリと
魔女の花」のテーマをカバー

こんばんは。
先週は一週お休みをしまして113曲目のカバー曲。
SEKAI NO OWARIの「RAIN」
映画「メアリと魔女の花」の主題歌となっております。
何だか昔のインディーズの頃の彼らをふと思い出させられた曲。
そして同時に映画を観てみたい、と思わせてくれる歌だなぁ、って。
ボーカル深瀬さんの優しい歌声が凄くマッチしているんですよね。
私は個人的に凄く好きだなって感じた曲です。
是非聴いてみて下さい。

『もう一つの分岐点』

先々週のコラムで、分岐点の話を書いたのを皆さん読んで下さっているかと思います。
そして今回も、このSEKAI NO OWARIの歌を歌わせてもらって、彼らも私にとって大切な分岐点だった事をふと思い出しました。

ご存知でない方もいらっしゃるかも知れませんが、SEKAI NO OWARIの皆さんが昔自分たちの手で一から作ったライブハウス「club EARTH」という場所があります。
私が歌を始める第一歩の世界を創り出してくれたのが、このライブハウスでした。
私が初めて外で歌を歌った場所。
一人で自ら弾き語りとして立った場所がこのclub EARTHなんです。
その当時流行っていたSNS、mixi。(…懐かしいなぁ、私たち世代の青春はこのSNSかもしれません。笑)
そのmixiから、club EARTHでスタッフとして働いていた女の子から突然「歌ってみませんか?」との連絡をいただいたんです。
この時、私が住んでいた家がこのライブハウスから歩いて15分程の所。
そりゃあ、行きますよね。笑
SEKAI NO OWARIは知っていたけれど、こんな近くにこんなに素敵な所があるとは知らず。
でも私の出発点がこのライブハウスで本当に良かったと思っています。
働いているスタッフはみんなボランティア。
週末のみの営業だったけれど、それでも凄い事だと思うんです。
しかも、大体が同い年、同じ年代のスタッフ。
温かくて優しいスタッフとグルーヴ出るわ楽しいわ刺激もらえるわ、で本当に一番沢山お世話になったライブハウスです。
沢山失敗して、沢山泣いて、沢山笑って、沢山成長させてもらった場所。
このライブハウスがあったから、今の弾き語りの私がいる、大切な分岐点、なんですよね。
いつかSEKAI NO OWARIと一緒にやれる機会が出来た時、その時に、感謝の気持ちを本人達に直接伝えられたら、と思っています。
そしてまたここのスタッフのみんなとも会いたいなぁ。
それまではやっぱり登りつめていかないと、ね。

一つ一つ、分岐点っていうのを振り返ってみるのも面白い。
振り返る事によって、また改めて初心にかえれるから。
どれだけ年を重ねても、こうやって振り返る事を忘れずに生きていこう!
そう思うのでした。

OKMusic編集部

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