【GLIM SPANKY】『GLIM SPANKY 野音
ライブ 2017』2017年6月4日 at 日比
谷野外大音楽堂
野音を埋め尽くすオーディエンス(立ち見エリアもびっしり!)との自然な一体感によるコーラスの大合唱から生まれた「風に唄えば」からの後半戦は、広がりながら突き抜けていくサウンドスケープを響かせる。スタジアムクラスのスケール感を湛えた「NEXT ONE」、疾走しながら畳み掛けていく「怒りをくれよ」、そしてアンコールの「ワイルド・サイドを行け」では若きロックのパイオニアとしての決意と誇りが、その声に、音に込められていた。ふたりと同世代の人たち、60〜70年代のロックをリアルタイムで体感したであろう人たちーーさまざまな世代が集まっていたが、とても印象的だったのは、4〜5歳の女の子が「時代のヒーロー」でノリノリで手を振り上げていたこと。そこに新たな“音楽の希望”を見た。
撮影:HAJIME KAMIIISAKA/取材:竹内美保
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