【JUJU】『LIVE TOUR 2011 ~YOU~』
2011年10月30日 at 国際フォーラム
ホールA

取材:高木智史

開演前、ステージに下ろされた幕にメッセージが映し出される。“なぜ歌うのか?”という問いに、“あなたに逢うため”という言葉で結ばれたJUJUが歌う理由。それはツアーのテーマである“YOU”を意味し、そのテーマ通り観客ひとりひとりに寄り添うようなライヴだった。最新アルバムの楽曲を中心に卓越した歌唱を聴かせながらクラップを促したり、全てのファンに向き合い歌ったり、大きな会場でありながら親近感のあるパフォーマンスを見せるJUJU。そんな温かい彼女の姿にアンコールの「奇跡を望むなら…」ではファンからのサプライズでサイリウムの灯りが贈られ、感動の涙を見せる一面も。そして、最後はそんな優しいお客さんに“ラブレターのような曲です”と告げた「YOU」で締め括ったのだった。“あなた”にとっての歌を歌うこれからのJUJUに、今まで以上の期待を抱かずにはいられなかった。

セットリスト

  1. さよならの代わりに
  2. Memories
  3. 素直になれたら
  4. 願い
  5. If
  6. Infatuation
  7. Piece of our days
  8. この夜を止めてよ
  9. Love again
  10. つよがり
  11. また明日…
  12. 光の中へ
  13. Voice
  14. LOVE TOGETHER
  15. やさしさで溢れるように
  16. Trust In You
  17. ANTIQUE
  18. Lullaby Of Birdland
  19. 奇跡を望むなら…
  20. YOU
JUJU プロフィール

ニューヨーク在住の女性ジャズ・ヴォーカリスト。
12歳の頃よりジャズ・シンガーを志し、京都にて音楽活動を重ねるも18歳で単身渡米。ジャズはもとよりR&B/ヒップホップ/ソウル/ラテン/ハウスといったNYサウンドを自分の資質とする。その活動がストリートで噂となり、01年頃よりフィーチャリング等で多数の作品に参加。窪塚洋介主演映画『凶気の桜』(02年)への楽曲提供もそんな活動の中の1つ。そして04年、1stシングル「光の中へ」で満を持してデビュー。
05年3月には、綾瀬はるか、石原さとみ、小雪等がキャスティングされた映画『Jam Films S』の主題歌に「Come,Fly With Me」が抜擢される。また同年NYでの音楽制作活動に平行して、日本でのライブ活動もスタートする。
06年にリリースした3rdシングル「奇跡を望むなら...」はUSEN総合チャート1位獲得、並びに22週連続チャート・インという異例の超ロング・ヒットを記録。07年にはシングル3曲、さらにユーズリミックス、ビリー・ジョエル、デバージなどの洋楽カヴァー曲を含む1stミニ・アルバム『Open Your Heart 〜素顔のままで〜』をリリースした。

“知る人ぞ知る”的なアーティストとしてコアなリスナーからの支持をうけてきたJUJUだが、08年8月23日にリリースされたSpontaniaとのコラボ曲Spontania feat. JUJU「君のすべてに」が着うた(R)等配信が250万DLを突破し、大ヒットを記録。また、そのアンサーソングとなる「素直になれたら JUJU feat. Spontania」を08年11月26日にリリースし、こちらも着うた(R)等配信は220万DLを記録。“誰もが知る”アーティストとなった。
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