【宇宙戦隊NOIZ】宇宙戦隊NOIZ C.C.
Lemonホール 2009年3月22日

撮影:Yoshika Horita/取材:土内 昇

地球の平和を守るため、遥か遠い宇宙からやって来た五人の戦士達が、ワールドデビューを果たし、ついに初のホールワンマンを敢行! 宇宙船が東京に現れ、C.C.Lemonホールに五人の戦士達が降り立つ…そんなオープニング映像が流れた後、「BAD MUSIC FREAKS」でパトロール(ライヴ)はスタートした。フルスロットルのボルテージでハイテンションなナンバーを繰り出す五人と、“楽しい!”という気持ちを大放出して応戦する隊員(ファン)。アイドル全盛期の歌謡曲のように超ポップでアッパーな「センチメンタルドロップキック~GALAXY SUMMER OH! MY JULIET~」で客席に回転するタオルの花が咲き乱れ、MASATOがギターを置いてANGEL-TAKAと2MCでアグレッシヴに攻め立てた「Igni+ioN」では、ダイナミックなグルーブに合わせてヘッドバンキングが巻き起こる…もはや初ホールワンマンであることを意識させないほど、目の前には宇宙戦隊NOIZワールドが広がっていた。そして、キャッチーなサウンドで会場が完全にひとつになった「ミラクル☆ロケットG5」の演奏が終了すると、ゆっくりとステージを去ったメンバー。そのままC.C.Lemonホールを後にし、宇宙船に乗って宇宙に帰っていく…という映像で本編が締め括られた。その後、2度のアンコールに応えるも、客席からは3度目のコールが発生! 何度も終演を告げるアナウンスが流されたにもかかわらず、搬出が始まるまで鳴り止まなかった熱烈なコールが、今宵のパトロールが最高に楽しかったことを物語っている。また、この日を最後にバンドを去るTAKEswiy(Clockwork Guitar)とS@TT-on(Mix Beat Creator)を、メンバーも隊員たちも涙ではなく、笑顔で送り出していたのも印象的だった。
宇宙戦隊NOIZ プロフィール

地球の平和を守るため遥か遠い宇宙からやってきたANGEL-TAKA(Angel Voice)、MASATO(Hyper Sonic Guitar)、叫(Super Vibrator)、呼太郎(Neo Eccentric Guiar)、YAMATO(Machinegun Beat Grappler)という5人の戦士達から成るヴィジュアル系バンド。ミクスチャー/デジロック/パンク/ハウスなどを取り入れたサウンド、ユニークなコスチュームとステージングの世界観などで、欧米の公演も大成功させた宇宙最強のライヴ・バンド。ライヴを『パトロール』、ツアーを『平和維持活動』と称し、愛と笑いで地球を感動の渦に巻き込んでいる。

98年結成、99年に元ローディーのMASATOが加入し、現メンバーとなる。02年にはバンドのコンセプトが宇宙戦隊となり、年間130本を越えるライヴを開催。05年5月にはバンド初のワンマン・ツアーを廻り、同年8月に愛・地球博内で行なわれた『世界コスプレサミット2005』に日本代表の審査員として出場。07年2月には、オフィシャル・ファン・クラブ『ミラクルロケット』が発足。

そして09年3月、インディーズ・デビュー時代の軌跡を辿る5枚のアルバムから選りすぐられたベスト・アルバム『GREAT ROCK'N'ROLL HEROES』をリリース。<デリシャス・デリ・レコーズ>から同年5月に発売された1stシングル「BRAND NEW WORLD」で、メジャー活動を本格的にスタート。宇宙戦隊NOIZ オフィシャルサイト
公式サイト(アーティスト)
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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