【キュウソネコカミ】『「DMCC-REAL
ONEMAN TOUR」~ドリームズカミカミ
~』2014年1月25日 at 渋谷CLUB QUA
TTRO

撮影:Viola Kam (V'z Twinkle)/取材:高良美咲

 現代に向けた鋭い言葉で会場をまくし立てる姿は実に痛快。しかし、若干自虐的で笑いを誘う。そんなキュウソネコカミのワンマンライヴは、即日ソールドアウトということで会場は超満員。“早速揺らしてみていいかなぁ!?”(ヤマサキ セイヤ/Vo&Gu)と、ダンスナンバー「ネコ踊る」での幕開けに会場は大歓声。彼らの真骨頂とも言える、中毒性のあるキャッチーでロックなサウンドに自然と身体が揺れる。

 さらに、矢継ぎ早にキラーチューンが繰り出される白熱した展開の合間に、“新曲を出します!”と会場を沸かせたかと思えば嘘だったり、“社会のしがらみ”(うっぷんを書いた段ボール箱)を観客の上にダイブして破壊したり、その自由奔放すぎるエンターテインメント性に一瞬たりとも目が離せず、最初から最後までノックアウトされっぱなしだった。

セットリスト

  1. ネコ踊る
  2. ファントムヴァイブレーション
  3. テレキャスばっか
  4. TSUTSUNUKE BOYS
  5. ファッションミュージック
  6. FABYOOOOO!!!!!
  7. キャベツ
  8. 新曲
  9. DQNなりたい、40代で死にたい
  10. YUTORI IS GOOD
  11. ゲーマーズハイ
  12. 困った
  13. 音楽やめたい
  14. たまにいるタラシくん
  15. シャチクズ
  16. サブカル女子
  17. ウィーアーインディーズバンド!!
  18. 良いDJ
  19. JP
  20. 空芯菜
  21. キュウソネコカミ
  22. <ENCORE1>
  23. 天体観測(BUMP OF CHICKENカバー)
  24. 就活就活
  25. <ENCORE2>
  26. KMDT25(新曲)
  27. お願いシェンロン
  28. オリジナリティ
キュウソネコカミ プロフィール

キュウソネコカミ:2009年12月、大学の軽音楽部内で就職活動に敗れた者たちを中心に兵庫県西宮市で結成。10年よりライヴ活動を開始。エッジが効いたダンサブルでキャッチーなサウンド、身の周りの事柄への愚痴や文句を込めた世界観のない歌詞、エモーショナルで逆ギレ気味なMCとライヴスタイルにステージ下での腰の低さも合わさって、アンダーグラウンドからオーバーグラウンドまで比較的いろいろなジャンルのバンドとの対バンを重ねる。そして、14年6月、ミニアルバム『チェンジ ザ ワールド』でメジャーデビューを果たした。キュウソネコカミ オフィシャルHP

OKMusic編集部

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