【ザ・クロマニヨンズ】『ザ・クロマ
ニヨンズ TOUR JUNGLE 9 2015-2016』
2016年4月19日 at 中野サンプラザ
アルバム『JUNGLE 9』を携えた全70公演に及ぶロングツアーも残すところ4本となったこの日、ステージ上と観客の熱気で会場は熱帯のジャングルと化した。
アルバム収録曲を立て続けに披露した序盤。超ロングツアーの終盤戦にもかかわらず、“始まったね〜!”と嬉しそうな甲本ヒロト(Vo)の表情を見れば、これまでのライヴがいかに充実したものであったかが分かる。甲本のブルースハープに煽られ、気付けば老若男女ごちゃ混ぜになっての大合唱! 「這う」ではムーディーなドラム、獣のような鳴き声、ダンサブルなサビ…と移りゆく音にどっぷりとはまる感覚に酔いしれ、息付く暇なく披露されたライヴアンセムでは、バンドの放つパワーと会場いっぱいの熱が渦巻くのを確かに感じた。彼らはホール公演であってもピンスポットを使わないため、端までいくと暗闇に紛れてしまうのだが、今自分たちが立っているのはライヴハウスのフロアーなのだと錯覚させてくれるほどに、距離を感じさせないのが嬉しい。もちろん、アルバムのジャケットにも登場した“彼”が予測不能な動きで飛び回ったり、ステージ天井から垂れ下がる草木が左右に揺れまくったりと、ホールならではの仕掛けも。
アンコールは観客が掲げる他アーティストのタオルをイジる恒例のコーナーから笑いで始まり、ラストの「ナンバーワン野郎!」までノンストップで駆け抜けた。去り際、“ありがとう。楽しかったよ~! またやらせてください!”(甲本)、“またね”(真島昌利/Gu)と手を振るチャーミングさも含め、ザ・クロマニヨンズへの尽きない魅力を実感したライヴだった。
※写真は4月20日の模様
アルバム収録曲を立て続けに披露した序盤。超ロングツアーの終盤戦にもかかわらず、“始まったね〜!”と嬉しそうな甲本ヒロト(Vo)の表情を見れば、これまでのライヴがいかに充実したものであったかが分かる。甲本のブルースハープに煽られ、気付けば老若男女ごちゃ混ぜになっての大合唱! 「這う」ではムーディーなドラム、獣のような鳴き声、ダンサブルなサビ…と移りゆく音にどっぷりとはまる感覚に酔いしれ、息付く暇なく披露されたライヴアンセムでは、バンドの放つパワーと会場いっぱいの熱が渦巻くのを確かに感じた。彼らはホール公演であってもピンスポットを使わないため、端までいくと暗闇に紛れてしまうのだが、今自分たちが立っているのはライヴハウスのフロアーなのだと錯覚させてくれるほどに、距離を感じさせないのが嬉しい。もちろん、アルバムのジャケットにも登場した“彼”が予測不能な動きで飛び回ったり、ステージ天井から垂れ下がる草木が左右に揺れまくったりと、ホールならではの仕掛けも。
アンコールは観客が掲げる他アーティストのタオルをイジる恒例のコーナーから笑いで始まり、ラストの「ナンバーワン野郎!」までノンストップで駆け抜けた。去り際、“ありがとう。楽しかったよ~! またやらせてください!”(甲本)、“またね”(真島昌利/Gu)と手を振るチャーミングさも含め、ザ・クロマニヨンズへの尽きない魅力を実感したライヴだった。
※写真は4月20日の模様
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