L→R マイケル(Ba)、米田貴紀(Vo&Gu) 、鈴鹿秋斗(Dr)、町田建人(Gu)

L→R マイケル(Ba)、米田貴紀(Vo&Gu) 、鈴鹿秋斗(Dr)、町田建人(Gu)

【夜の本気ダンス】“踊れて楽しいア
ルバム”っていうのが大前提

3月に発表したミニアルバム『DANCE STEP』が好評の夜の本気ダンスが、1stフルアルバム『DANCE TIME』を完成させた。シンセもエレクトロも使わないダンスロックが炸裂する本作について、米田貴紀(Vo&Gu)が語ってくれる。
取材:高良美咲

今年の3月にミニアルバム『DANCE STEP』を発表したわけですが、同作の反響はどうでしたか?

関西圏だけじゃなく、全国の人たちに僕らの音楽を知ってもらう最初のきっかけになったなと感じましたね。

お客さんのリアクションやバンドを取り巻く環境も変わりました?

環境は少しずつだけど変わってきてるんじゃないかな。お客さんとの一体感も昔よりあるし。

そんな『DANCE STEP』から7カ月で今作、フルアルバム『DANCE TIME』が発表となるわけですが、『DANCE STEP』制作時から構想はあったのでしょうか?

特に構想らしい構想ってのはなかったですけど、『DANCE STEP』の制作中にできた曲なんかも収録しているので、そういった意味では知らないうちに次の作品っていうのを構想していたのかもしれないですね。

では、『DANCE TIME』はどんなビジョンを持って制作にとりかかったのでしょうか?

“踊れて楽しいアルバム”っていうのが大前提としてあって、なおかつさまざまなテンポやアプローチの曲を入れたいっていうのは考えていました。あと、音的に攻めた感じにしたいって考えてたので、そこはレコーディングやミックスでこだわりました。でも、1stフルアルバムということもあるので、チャレンジやトライというよりも、今の僕らの良さをそのまま出したって感じですね。

どの曲も“踊れる”のはもちろん、キャッチーで遊び心にも満ちていると思ったのですが、アルバム用に曲を作る時、どんなことを意識しましたか?

曲を作っている時はアルバムのことはあまり考えずに、作りたい曲を作ってました。曲の頭数が揃った後に、自分の中でのアルバムの気持ちのいい流れってのを意識して選曲していきましたね。

1曲目からライヴさながらのテンションでダンサブルな楽曲がなだれ込んできますが、やはり“ライヴ”というのはキーワードになっています?

そうですね。アップテンポな曲なんかは特にライヴのことを意識して作ることが多いです。“ライヴでこの曲を演奏したら、みんなと楽しめるだろうな”とか、そういったことを考えながら作ってます。

人力のみのサウンドなので、よりライヴ感が出ていて、聴いていて高揚感が煽られるのですが、シンセや同期モノを使わずにバンドグルーブだけで踊らせるというのは、本作ということよりも、そこはこのバンドのこだわりですか?

同期やシンセを使うとやれることがめっちゃ増えるじゃないですか。なんかそれが面白くないなって思っていて。最低限のバンドサウンドでどこまでやれるのかって考えてやるほうが面白いし。そういった意味でこだわってはいます。

そのアレンジで意識していることはどんなことですか? アレンジはシンプルでありながらも、ギターは出音が鋭く、フレーズがフックになっているし、転調もあって一本調子ではないし、一曲一曲がしっかりと色を持っていて、どの曲も聴き応えがありました。

アレンジはなるべく単純でカッコ良いのが最強やと思ってるんで、小難しいことはやりたくないです。転調もそんなにやりたくなくって。あんまりやりすぎると曲覚えなノレへんくなるじゃないですか。それはなんか嫌なんで、初めて聴いた人でもずっとノレるような曲のアレンジを心掛けています。

楽曲的にはハイテンションでダンサブルなナンバーが並ぶ中、「Stand by you」はセンチなポップチューンで、いい意味で異質でアルバムのフックになっていました。こういう色も夜の本気ダンスにはあると?

ありますね。ポップなバンドも好きだったりするので、そっちの引き出しはあるというか…まだアウトプットが下手なので、なかなか曲としてかたちになることが少ないんですけど。だから、断片的に作ったポップな曲なんかは結構あったりします

今作で印象的深い楽曲はどれになりますか?

「WHERE?」ですかね。この曲はまずリフからできたんですけど、その時点でめっちゃ良いぞと思ってて。実際すごく良い曲になったと思うし、僕らをすごく体現した曲であるなと感じます。

全体的にもすごくアツい一枚となった今作ですが、どんな作品が完成したと実感していますか?

すごく若々しくってカッコ良い作品になったなって思います。聴いててアガるし、元気が出る、僕が好きなアルバムの感じです。

11月29日にはCharisma.comを招いての自主企画ライヴ『O-BAN-DOSS』が行なわれますが、どんなライヴが期待できますか?

Charisma.comと夜の本気ダンスの組み合わせって一見合わなそうだけど、でも意外と合うんだよってところを観てほしいですね。そういった予測不能なところを面白がってもらいたいです。間違いなく楽しいライヴになるので、ぜひ遊びに来てほしいです。
『DANCE TIME』
    • 『DANCE TIME』
    • ACWS-001
    • 2014.11.05
    • 2592円
夜の本気ダンス プロフィール

ヨルノホンキダンス:2008年に結成された、京都出身の4人組ダンスロックバンド。踊れて泣ける100パーセントのダンスロックとライヴパフォーマンスを武器に着実に支持を獲得し、全国のイベントやフェスに出演を果たす。満を持して、16年3月9日にアルバム『DANCEABLE』でGetting Better Recordsよりメジャーデビュー。同年9月をもってギターの町田建人が脱退し、10月に西田一紀が加入。夜の本気ダンス オフィシャルHP

OKMusic編集部

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