Till Bronner

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    Till Bronnerティル・ブレナー

    1971年5月6日ドイツ生まれ。由緒ある音楽一家に生まれ、9歳の時にトランペットを始める。クラシックの訓練を積み、「ユーゲント・ムズツィアート」などさまざまなコンテストで優勝。15歳の時にはクラシックに留まらず、ジャズのコンテストでも優勝し、それ以降は連邦ジャズ・オーケストラに最年少メンバーとして参加。一方、ケルン音楽大学でトランペットを専攻し、弱冠20歳でベルリンを拠点に活動するホルスト・ヤンコフスキー・オーケストラのビッグバンドのメンバーとなる。

    1993年には、初リーダー作『ジェネレーション・オブ・ジャズ』(Minor Music)を発表。そして、1998年9月にヴァーヴ移籍第1弾作『love』を発売)。翌年、本格的な日本デビュー作となったこの作品は、スイングジャーナル誌選定<GOLD DISC>に選ばれ、一躍日本のジャズ・ファンにその名を知らしめることとなった。また、その年の同誌主催のジャズ・ディスク大賞では〈ニュー・スター賞〉も獲得した。

    2000年4月にリリースした『チャッティン・ウィズ・チェット』は、敬愛するチェット・ベイカーへのトリビュート・アルバム(前作に引き続き、スイングジャーナル誌選定<GOLD DISC>を獲得)。同年7月には大阪フェニックスホールにて、日本での初のジャズ・コンサートも実現させている。

    元ベルリン・ドイツ交響楽団の首席トランペット奏者で、クラシックの分野でも評価は高いが、現在はジャズに専念している。今後ますますの活躍が期待されるトランペッターである。

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