Echo and the Bunnymen

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    Echo and the Bunnymenエコー・アンド・ザ・バニーメン

    UKロック・シーンが誇るナルシスト・アーティスト、イアン・マッカロク(vo&g)を中心に78年リヴァプールで結成されたバンド。彼らは当時、エコー社という楽器メーカーのドラム・マシーンを使用しており、それがバンド名の由来となったとか。
    ピート・ディ・フリータス(dr)加入後の80年、アルバム『クロコダイルズ』でメジャー・デビュー。80s UKロック特有のエッジの効いた硬いギター・サウンドと、ジム・モリソンへの熱いオマージュによるディープ・ヴォイスが交錯したケオティックな音世界は、ネオ・サイケデリアの旗手として多大な賞賛をもって多くの人々に迎え入れられた。そして、80s UKロックを象徴するような傑作3rdアルバム『ポーキュパイン(やまあらし)』で完全にUK音楽シーンを掌握。さらに翌年には、ストリングスを多様してさらなる熟成を見せた名盤『オーシャン・レイン』を発表。ここ日本でも高い人気/評価を獲得した。
    だが、イアン・マッカロクがアルバム『エコー&ザ・バニーメン』(87年)を最後にグループを脱退。それに追い討ちをかけるように、ドラムのピート・ディ・フリータスが交通事故で他界する。結果、バンドは事実上崩壊状態に。
    しかし、それから5年後、イアンとウィルの再会によりエレクトラフィクションとしてアルバム『バーンド』をリリース。さらにエコー&ザ・バニーメンとして97年、アルバム『エヴァーグリーン』をリリースし“エコバニ完全復活”への狼煙を上げる。05年現在の最近作は『フラワーズ』(01年)で、結成から約30年が経過した今をもって現役で活動する“レジェンド”として、エコー&ザ・バニーメンはひたすらシーンの活性化に努めている。

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