辻仁成のコンポーズセンスも光る『Dear Friend』は日本のロックシーンを築き上げたECHOESの傑作
先月末に緊急事態宣言が解除され、何だかよく分からなかった東京アラートも先頃終了。まだまだ予断を許さないとはいえ、一時に比べると新型コロナウィルスの騒動も少しずつ落ち着きいてきそうな気配ではある。このコロナ渦は世界的パンデミックであって、欧米での被害も相当なものであったことはみなさんもよくご存知の通りだと思うが、個人的には仏パリ在住の辻仁成が連日のように街のロックダウンの様子をテレビなどで伝えていたことも印象深い。実はECHOESのことは随分前から当コラムで取り上げたいと思っていたにもかかわらず、なかなか機会がなかったのだが、このタイミングでECHOESを紹介したいと思う。