BAZRA

02年にミニ・アルバム『ひょうろくだま』で＜DAIZAWA RECORDS＞よりデビューを果たした井上鉄平（vo&g）、三浦謙太郎（b）、ザ・ミエダタクヤ（dr）による３ピース・ロック・バンド。強靭なグルーヴと力強い歌声でリスナーを圧倒し、北海道で独自のバンド・スタイルを確立した彼らは、その後２枚のフル・アルバムを含む７枚もの作品をリリースした。
魂を燃やし、火の粉を振り撒きながら猛然と突き進む……そんなアツイ彼らの姿に共鳴するものも多かったようであり、05年にはメジャー・レーベル＜cutting edge＞と契約。同年７月に、彼らはミニ・アルバム『switch』を小脇に携え待望のメジャー・デビューを飾った。
そしてこのリリースから僅か４ヶ月というインターバルで05年11月、メジャー１stフル・アルバム『BAZRA』をリリース。バンド名をタイトルに付けた自信の表れとも言える本作は、ロック／パンク／ファンク／ジャズ／ハウスなど全てのジャンルを吸収したBAZRA節全開の最高傑作だと各方面から大絶賛される。
そして06年７月にミニ・アルバム『オレンジ』を発表後、07年４月には約１年５ヶ月ぶりとなる２ndフル・アルバム『フトサマス』をリリース。ルーツ・ミュージックからエレクトリックまで融合したミクスチャー・サウンドを展開し、音楽リスナーの心を見事に掴んだ渾身の一作となった。突然変異型どさんこロック・バンド＝BAZRAは、勇ましくもひたすらに自分たちの道を突っ走り続け、音楽シーンに風穴を開ける切り込み隊長として我々の想像を絶するサウンドを数々生み出していく……。