悲壮感あふれる美の世界に浸る、シェイクスピアとは異なるもうひとつの《ロミオとジュリエット》 『カプレーティとモンテッキ』ゲネプロレポート
『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』と続いたNISSAY OPERA 2021年シーズンの第三弾はベッリーニの傑作『カプレーティとモンテッキ』。シェイクスピア作品とは異なるもうひとつの《ロミオとジュリエット》は、女性二人が演じるヒーロー、ヒロインの悲壮感あふれる美の世界に浸る。正統派のイタリア・オペラの醍醐味を存分に堪能できる舞台の様子をゲネプロ一日目の模様からお伝えしよう。