明日の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」焦土の日本を明るく照らした“色”の歌に林家たけ平、合田道人
8月18日(金)20:00からBSテレビ東京にて放送される「武田鉄矢の昭和は輝いていた」は、焦土の日本を明るく照らした“色”の歌で林家たけ平、合田道人(作家・音楽プロデューサー)が出演する。
戦後、絶望に打ちひしがれる人々に希望をもたらしたのは、「赤いリンゴ」や「空は青く」など歌詞やタイトルにさまざまな「色」が登場する「色の名曲」だった。今回は、そんな焦土の日本を明るくした数々の曲にスポットを当てる。戦中に歌われたのは、血の赤をイメージした「あゝ紅の血は燃ゆる」。しかし、その赤のイメージを変えたのは、戦後初のヒット曲「リンゴの唄」。
「赤」や「青」といった鮮やかな色のイメージと並木路子の明るい歌声が人々を元気付けた。また、「青春」「空は青く」「緑燃ゆる大地」など軽快なリズムにのせて歌った岡晴夫の「青春のパラダイス」、二葉あき子の「水色のワルツ」や奈良光枝の「青い山脈」「白樺の宿」を貴重映像で紹介。そして、「七色」「虹」など色彩豊かな色を歌ったのは、三条町子「かりそめの恋」。
三条町子自身は、この曲を歌ったことによって終戦を感じたという。さらに、「黄色いさくらんぼ」驚きのエピソード、さくらんぼが黄色になったワケとは。灰色だった世界に希望を与えたカラフルな色の名曲、その魅力に迫る1時間となる。